めちゃくちゃ良い本。
良い本だけど、悲しい本。
最後は読みたくないけど、頁を捲る手が止められない。
涙が止まらない本でした。
読み終えた後も涙が止まらない、余韻のある本。
児童書ながら、マヤという犬を通して家族、社会、戦争を肌で感じられた。
そして、やっぱり犬は優しい。
人間とパートナーの生き物。
子供にも読んでほしいし、大人でも、仲の良い人に勧めたくなる。
本っていいね。
普段の生活では動かせない部分の心の筋肉を揺さぶらせてくれる。
悲しみ、怒り、慈しみ、恐怖、共感、感動…
色々な感情が沸き起こる一冊でした。
もう読みたくないけど、出会えて良かった本。
追伸:
【一生】って、日常では短い意味で使われる事が多いけど、
マヤに教えてもらったのは、文字通り【一生】。
一度限りの生。
たった一度だけなんだ。
マヤは全身全霊で家族を愛し、どんな時でも家族を想い、家族の側に居たかった。
そんな己の欲求に素直に生を捧げられる人間がどれ位いるだろうか。
犬に教えられる事は多い。
そしてシンプル。
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